融資申込時提出資料:その他必要書類(不動産賃貸業のケース)

【不動産賃貸業で提出した方がよい資料】
・所有物件一覧表
・購入したい物件の資料
金融機関に融資を申込する際に、不動産賃貸業であれば、必須ではありませんが『所有物件一覧表』と『購入したい物件の資料』を提出すると、審査がスムーズに進みます。
【所有物件一覧表】
既に不動産を所有している場合は所有不動産の詳細を一覧にまとめる
≪詳細≫
・物件名
・物件住所
・土地面積
・延べ床面積
・購入金額
・現状の年間収入
・満室想定時の年間収入
・間取り
・用途
・抵当権の設定情報
・融資金額
・返済期間
・リフォーム金額etc
所有物件一覧表には、物件ごとに、上記の詳細を記載します。

この資料によって、事業の収入状況からの将来の収益性、過去の投資実績、担保物件設定可能性などを確認することができ、融資の審査を進めやすくできます。 【参考文献】
融資の教科書製作委員会『現役&元銀行員が本音で教える!初心者も経験者も不動産投資をはじめる前に読みたかった 融資の教科書/P58』クラウドサーカス(株)
【購入したい物件の資料】
・物件の概要書
・レントロール(家賃表)
・土地建物の登記簿
・平面図/間取図
・固定資産評価証明書
・リフォーム費用の見積書
・物件の写真etc
物件の資料としては、所在地等の概要書、家賃表、登記簿、図面、評価の証明書、リフォーム費用の見積もり、物件の写真などです。

このような補足資料があることで、銀行も評価をしやすくなり、良い条件の物件であれば、審査が通りやすくなります。 【参考文献】
融資の教科書製作委員会『現役&元銀行員が本音で教える!初心者も経験者も不動産投資をはじめる前に読みたかった 融資の教科書/P61』クラウドサーカス(株)
次のページでは、融資で重要視される『債務償還年数』について具体的にご紹介します。