会計仙人虎の巻

シェアする

役員貸付金を貸し付けた場合の会計処理

【役員貸付金を貸し付けた場合の会計処理】

貸付額を『役員貸付金』等の勘定科目で資産計上する。

≪仕訳イメージ≫
(役員貸付金)XXX　(普通預金)XXX
役員に資金の貸し付けを行った場合、貸し付けた金額は『役員貸付金』等の勘定科目で資産計上します。 【参考文献】
仰星監査法人(2023)『勘定科目別仕訳処理ハンドブック/Ⅰ流動資産-貸付金134役員への貸付けと回収』株式会社清文社
下記では、役員貸付金を貸し付けた場合の会計処理について、具体例を使用してご紹介します。 【参考文献】
仰星監査法人(2023)『勘定科目別仕訳処理ハンドブック/Ⅰ流動資産-貸付金134役員への貸付けと回収』株式会社清文社
前提条件
A社は、役員Bとの間で、下記の取引を行った。

・X1年4月1日に役員Bより融資依頼を受け、10,000千円を
　融資し、普通預金から支払った
・A社の決算日は3月31日
【A社の会計処理】
① X1年4月1日(貸付時)
借方 貸方
役員貸付金　10,000千円※1 普通預金　10,000千円※1
※1貸付額
貸し付けた金額を、役員貸付金として資産計上します。
次のページでは、役員貸付金の利息を受け取った場合の会計処理についてご紹介します。
次ページ
　役員貸付金の利息を受け取った場合の会計処理
前ページ　役員貸付金とは