会計仙人虎の巻

不動産賃貸業において、家賃を滞納されてしまった場合であっても、提供期間経過時に、未収入金(流動資産)を相手勘定として賃料収入を計上しなければなりません。

滞納があったとしても、入居者に物件を賃貸しているという事実は変わりないので、売上を認識しなければなりません。

滞納された家賃が回収不能となった場合は、資産計上していた未収入金を、貸倒損失として損失計上します。

法人税法上、貸倒損失の計上には、いくつか要件がありますので、詳細については下記のページをご参照下さい。
貸倒損失及び貸倒引当金

【参考文献】
田畑真吾 (2024)『不動産投資の会計と税務: 法人で購入する大家さんへ・仕訳と税務上の注意点を解説/位置No.834~』

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