freeeの『口座振替』での2重仕訳防止のために『口座振替勘定』を使用する

銀行口座間の資金移動をする際に、freeeでどちらの銀行も『口座』として登録・同期連携している場合、自動で経理でその口座振替の仕訳がそれぞれの口座で計上されてしまうため、資金移動の取引が2重仕訳となってしまいます。

このような場合、どちらかの『口座』で該当の取引を無視することで、2重仕訳を防止することができますが、『口座振替』という勘定科目を設定して使用することで、より効率的に2重仕訳の防止ができます。

『口座振替』という勘定科目を設定し、『口座』間の資金移動の相手勘定にこの『口座振替』の科目を使用します。

そうすることで、移動元の『口座』の仕訳では、『口座振替』の借方勘定が立ち、移動先の『口座』の仕訳では『口座振替』の貸方勘定が立ち、『口座振替』の勘定内で、相殺されます。

また、銀行口座間の資金移動の摘要は常に同じ文言であることが多いため、上記を摘要を用いて自動登録ルールに設定することで自動かすることもできます。
freeeの『口座振替』での2重仕訳防止のために『口座振替勘定』を使用する方法については、下記のfreee公式Youtube使い方講座の動画で紹介されています。

次のページでは、freeeで開始残高を登録する(個人事業主のケース)方法についてご紹介します。