freeeの『借入金管理アプリ』に借入金契約情報を登録する

【手順】

■ステップ1
下記の資料を手元に準備。

・金融機関から交付される帳票類
 (返済予定表、利息計算書等)

・契約書類の写し
 (金銭消費貸借契約証書、
 銀行取引約定書等)

■ステップ2
借入金管理アプリのホーム画面左上の『契約登録』をクリック。

■ステップ3
『契約詳細』タブの各項目を入力し、『返済予定表に進む』ボタンをクリック

※入力後、タブ下部の『返済予定表プレ
 ビュー』と契約内容が一致していることを
 要確認

■ステップ4
『返済予定表』タブで表示される返済予定が額契約のと一致していることを確認。

※相違している場合は『編集』ボタンで修正

※『返済予定表自動計算』のon/offで返済予
 定表の自動計算と手入力を選択可能

※『返済予定表』は『契約詳細』タブ画面
 右上の『返済予定表のCSVアップロード』
 ボタンよりアップロード可能

■ステップ5
『登録』ボタンをクリック
借入金契約情報は、借入金管理アプリに、上記の手順で登録します。

ここで留意しなければならないのは、借入時の取引については、借入金管理アプリから会計freeeへ連携して取り込む機能はないので、会計freeeへは、個別に取引登録を行わなければならないということです。

借入金管理アプリに借入契約の基本情報を入力すると、『契約詳細』タブの画面下部の『返済予定表プレビュー』で、返済予定(各返済日における支払合計額及び元金・利息の内訳)が自動で算定されます。

もし、自動計算された返済予定が、契約上の返済予定と一致していない場合は、登録情報に誤りがないかを確認してください。

『返済予定表プレビュー』が契約書と一致したら、『返済予定表に進む』ボタンをクリックをクリックして、『返済予定表』タブに進みます。

『返済予定表』タブでは、『返済予定表自動計算』の欄のonとoffを選択することで、返済予定表を自動計算するかどうかを選択することができます。

ここで『on』を選択すると、『契約詳細』タブで登録した情報を基に、返済予定(各返済日における支払合計額及び元金・利息の内訳)が自動で算定されます。

計算結果については、各行の『編集』ボタンより修正することができるので、契約内容と異なる結果となっている場合は、修正しましょう。

それに対して『off』を選択した場合、返済予定表は自動計算されないため、手入力又はCSVファイルでアップロードして登録しなければなりません。

CSVファイルでアップロードする場合は、『契約詳細』タブ画面右上の『返済予定表のCSVアップロード』ボタンよりファイルをアップロードします。

会計freeeの消込用の未決済取引は、この、返済予定表を基に連携作成されます。

そのため、『契約詳細』のタブでは、その取引登録時に使用する勘定科目(元金返済分及び利息支払分)、及び、タグ等を登録しなければなりません。

登録が完了すると、登録した借入取引は、『契約一覧』から確認することができます。

『契約詳細』タブの入力項目の一覧と、各項目の入力内容は下記をご参照ください。
【『契約詳細』タブの入力項目】
項目 入力内容

契約詳細自動計算

入力された契約内容をもとに、返済額等の自動計算を行うかどうかを選択。

■自動計算する
返済額等が自動計算される

■自動計算しない
返済額等は手動で入力を行う

ステータス

借入金管理への新規登録か既存かを選択。

タイトル

借入金の名称などを入力。
(『契約一覧』ページで表示される)

勘定科目(元金)

会計freeeで元金返済する際にマイナスする勘定科目を入力。

勘定科目(利息分)

会計freeeで支払利息を計上する勘定科目を入力。

取引先

会計freeeの返済&利息支払いの仕訳に付ける『取引先』を入力。

部門

会計freeeの返済&利息支払いの仕訳に付ける『部門』を入力。

品目

会計freeeの返済&利息支払いの仕訳に付ける『品目』を入力。

メモタグ

会計freeeの返済&利息支払いの仕訳に付ける『メモタグ』を入力。

セグメント1タグ

会計freeeの返済&利息支払いの仕訳に付ける『セグメント』を入力。

セグメント2タグ

会計freeeの返済&利息支払いの仕訳に付ける『セグメント』を入力。

セグメント3タグ

会計freeeの返済&利息支払いの仕訳に付ける『セグメント』を入力。

借入日

契約上の借入日を入力。

返済期限

契約上の最終返済日を入力。

金融機関名

借入元の金融機関名を入力。

当初借入金額

契約時の借入元金総額を入力。

現在残高

「当初借入金額」と同額が自動反映される。

元金計算
表示単位

元金計算の表示単位を選択。

元金計算
端数処理

元金計算の端数処理方法を選択。

貸付方法

証書貸付か手形貸付かを選択。

償却方法

次のいずれかを選択。

■元金均等返済
元金の返済額が毎回同額

■元利均等返済
元利元本+利息)の返済額が毎回同額

返済開始日

初回の支払日を入力。

※元金据置期間があり、初期に利息のみを支払う場合
 は、初回利息の支払日を入力

元金据置

元金の返済を据え置く期間があるかどうかを選択。

■据置しない
据え置かない場合はこちらを選択。

■据置する
据え置き期間がある場合はこちらを選択。
『据置期間』を入力する欄が出てくるので、元金の返済を留保いている期間を入力。

返済回数

契約上の返済回数を入力。

※据え置き間の利息のみの
 支払いについても、
 
 1回にカウント。

返済元金(初回)

初回の返済元金を入力。

※据置期間がある場合は、
 元金返済が開始後1回目の
 
 支払いに含まれる元金額を
 入力。

※元金均等返済の場合のみ
 入力。

返済元金(2回目以降)

2回目の返済元金を入力。

※元金均等返済の場合のみ
 入力。

返済元金(最終回)

最終支払日の返済元金を入力。

※元金均等返済の場合のみ
 入力。

返済サイクル

1カ月毎等、返済支払いサイクルを入力

毎月返済日

毎月の返済日を入力。

休日対応

返済日が休日である場合の取扱いを選択。

■休日前営業日
休日の前営業日に支払う場合選択

■休日翌営業日
休日の翌営業日支払う場合に選択

利率

契約書上の利率を入力。

※小数点以下第3位まで
 入力。

※借入期間の途中で利率が
 変更される場合は、
 一旦
 当初利率を入力し、変更後
 の利率について
 『返済予
 定表』でマニュアルで
 修正。

利息計算
付利単位

契約書上の付利単位を選択。

利息計算
端数処理

契約書上の端数処理方法を選択。

利息計算
利息受入

契約書上の利息受け取り方法を、前払い、後払いから選択。

利息計算
休日補正

休日が祝日の場合の日数を利息計算に反映されるかどうかを選択。

利息計算
初回利息計算

両端入れか片端入れのどちらかを選択

利息計算
利息計算日数

360日か365日かを選択
実際の操作画面を用いた手続きの説明は、下記のfreee公式サイトの『借入金契約情報の登録』で紹介されています。
【freee公式マニュアルページリンク集】

■借入金契約情報の登録
さらに、下記のfreee公式Youtube動画の00:47-02:33で紹介簡単にされています。
※00:47-02:33をご視聴ください。
次のページでは、エクセルで作成した収入取引データをfreeeにアップロードして記帳する方法についてご紹介します。