不動産賃貸業における賃貸物件管理委託費用の会計処理

【会計処理】
下記の科目で経費計上
損益計算書区分:販売費及び一般管理費
勘定科目:業務委託料

≪仕訳例≫
■直接支払のケース
(業務委託料)XXX (現金預金)XXX

■賃料収入から控除されるケース
(業務委託料)XXX (家賃収入)XXX
(現金預金)XXX
不動産賃貸業を営んでいる場合、賃貸物件の管理を業者に委託して、管理報酬を支払っているケースがあります。

このような管理報酬は、『業務委託料』の勘定科目で経費として計上します。

『業務委託料』の損益計算書上の区分は、販売費及び一般管理費です。

管理報酬を直接支払っている場合は、仕訳計上の相手勘定は、支払った対価である現金や預金となります。

実務上、多くの場合では、管理委託している物件の賃貸収入から控除した金額が入金されますが、その場合は、相手勘定を『家賃収入』として業務委託料を計上し、差額の入金を現金預金などの資産科目を計上します。
次のページでは、不動産賃貸業における賃貸物件清掃費の会計処理について具体的にご紹介します。