仮想通貨取引所とは

仮想通貨取引所の定義

「仮想通貨取引所」とは、仮想通貨交換業者又は外国において仮想通貨の売買若しくは他の仮想通貨との交換、又はそれらの行為の媒介、取次ぎ若しくは代理を行う者が運営主体となり、仮想通貨の売り注文と買い注文について、当該注文に関する内容(価格、数量)に基づき、仮想通貨の取引を成立させるための交換市場をいう。
(資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取り扱い第4項(4))




仮想通貨取引所とは、取引所に登録しているユーザー間で仮想通貨売買の取引を行える交換市場です。

仮想通貨販売所の取引相手が当該販売所であるのに対して、仮想通貨取引所では、他のユーザーとの間で売買取引をするという点で異なります。

そのため、売買価格は株式などと同じく、取引所内での需要と供給で決定します。

仮想通貨取引所では、売買取引に対して売買手数料がかかりますが、昨今では手数料を無料としている取引所が多くあります。

取引所における売価と買価に「スプレッド」という差額があり、その差額分についても取引所の収入原資となります。

仮想通貨取引所における「スプレッド」は仮想通貨販売所よりもかなり低い水準で設定されているため、仮想通貨取引所で取引を行ことで、取引コストを低く抑えることができます。
【仮想通貨取引所の特徴】

●取引相手
⇒他のユーザー

●取引価格
⇒需要と供給で決定

●売買手数料
⇒有料又は無料(取引所により異なる)

●スプレッド
⇒有(仮想通貨販売所よりもかなり低い)
次のページでは、仮想通貨販売所とはどのようなものを指すかについて具体的にご紹介します。