研究開発の結果得られる良品の試作品の会計処理

Question
研究開発の結果として、販売できるレベルの良品の試作品が完成しました。この場合、どのように会計処理すればよいでしょうか?
【Answer】
研究開発の結果として良品の試作品が得られた場合であっても、当該試作品の製作費用は研究開発費として発生時に費用処理します。

たとえ良品であっても、試作品は研究開発の中で副次的に得られるものであること、また、試作品は研究開発の目的を達成した時点で通常破棄されるものであることなどの理由から、研究開発費として処理することが適切であるとされています。(研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関するQ&A-Q4)
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