個人住民税の特別徴収とは

【特別徴収とは】

企業及び事業主が、従業員に代わって毎月の給与から個人住民税を差し引いて納税する方法

※企業及び事業主等源泉徴収を行う者は
 強制適用
 (ただし、東京都のみ特例有)

※対象者にはパート・アルバイトも含む
住民税の納付方法は、普通徴収と特別徴収の2種類があります。

そのうち特別徴収とは、企業及び事業主が、従業員に代わって毎月の給与から個人住民税を差し引いて納税する方法です。

企業及び事業主は原則として「特別徴収義務者」となり、住民税納付義務者となる全ての従業員の給料から住民税を特別徴収する義務があります。

ここでいう「全ての従業員」は、源泉徴収を行っている従業員全てを意味しており、パート・アルバイトも含みます。

従業員が会社に希望しても、普通徴収の選択はできません。

ただし、東京都については、都内全区市町村の統一基準に該当する場合に限り、普通徴収することも可能です。

詳しくは、東京都主税局「特別徴収Q&A」をご確認ください。
次のページでは、個人住民税の特別徴収における手続・納付の流れについてご紹介します。