トレーディング目的で保有する棚卸資産に関する注記

トレーディング目的で保有する棚卸資産については、売買目的有価証券に関する規定に準じて、下記の項目を注記します。
【トレーディング目的で保有する棚卸資産に関する注記事項】

①トレーディング目的の棚卸資産対する取り
 組み方針

②トレーディング目的の棚卸資産の内容及
 びリスク

③トレーディング目的の棚卸資産の管理体制

④トレーディング目的の棚卸資産に関する
 補足説明

⑤トレーディング目的の棚卸資産の時価を
 把握することが極めて困難と認められ、
 時価を注記していない場合は、
 その棚卸
 資産の概要、BS計上額及びその理由
ただし、重要性が乏しいものについては注記を省略することができます。

また、連結財務諸表で注記をしている場合には、個別財務諸表での注記を省略することができます。
(棚卸資産の評価に関する会計基準第19-2・66-2項、金融商品に関する会計基準第40-2条)
次のページでは、販売活動及び一般管理活動で消費する目的で保有する棚卸資産とはどのようなものかについて具体的にご紹介します。