普通預金の入金の会計処理

【普通預金の入金方法】

ATM、銀行窓口入金、ネットバンキング等
※ATMには一日の取扱限度額有

≪仕訳イメージ≫
(普通預金)XXX (現金)XXX
普通預金の入出金は、ATMでも銀行窓口でもネットバンキング等でも行えます。

ただし、ATMについては、通常、1日の取扱限度額があり、限度額を超える取引は、窓口で行うことになります。

窓口であれば限度額はありませんが、大口の取引や多額の現金引き出しは事前の申し込みなどが必要です。

普通預金へ入金をした場合、入金先となった『普通預金』勘定等を増額させ、相手勘定で入金原資となった『現金』等の勘定をマイナスする仕訳を計上します。

普通預金は、通帳が発行され、通帳の記帳で取引の日付や金額、取引内容を確認できるため、入金実績についても通帳やネットバンキングの明細等で確認することができます。
【参考文献】
仰星監査法人(2023)『勘定科目別仕訳処理ハンドブック/Ⅰ流動資産-預金14現金を普通預金に預け入れる』
株式会社清文社
下記では、普通預金の入金の会計処理について、具体例を使用してご紹介します。 【参考文献】
仰星監査法人(2023)『勘定科目別仕訳処理ハンドブック/Ⅰ流動資産-預金14現金を普通預金に預け入れる』
株式会社清文社
前提条件
X1年3月31日に銀行窓口で現金1,000千円を普通預金口座Xに入金した。
① X1年3月31日(現金入金日)
借方 貸方
普通預金 1,000千円※1 現金 1,000千円※1
※1現金預入額
預け入れた金額を現金から減額し、普通預金勘定として資産計上します。
次のページでは、普通預金の利息を受取った場合の会計処理について具体的にご紹介します。