当座借越の利息が引き落とされた場合の会計処理
【当座借越の利息が引き落とされた場合の会計処理】
支払利息として費用計上し、相手勘定で当座預金勘定をマイナス又は当座借越勘定を計上。
■一勘定制の場合、又は
二勘定制で口座残高がプラスの場合
≪仕訳イメージ≫
(支払利息)XXX (当座預金)XXX
■二勘定制で口座残高がマイナスの場合
≪仕訳イメージ≫
(支払利息)XXX (当座借越)XXX
支払利息として費用計上し、相手勘定で当座預金勘定をマイナス又は当座借越勘定を計上。
■一勘定制の場合、又は
二勘定制で口座残高がプラスの場合
≪仕訳イメージ≫
(支払利息)XXX (当座預金)XXX
■二勘定制で口座残高がマイナスの場合
≪仕訳イメージ≫
(支払利息)XXX (当座借越)XXX
当座借越に対しては、借越金額と期間に基づき算定された利子が徴収されます。
通常、当座借越の利息は、当座預金口座から引き落とされます。
当座借越の会計処理に、一勘定制を採用している場合、又は、二勘定制を採用しており、利子引落時の口座残高がプラスの場合は、引き落とされた利子を支払利息として費用計上し、相手勘定で当座預金等の資産勘定をマイナスします。
二勘定制を採用しており、利子引落時の口座残高がマイナスの場合は、引き落とされた利子を支払利息として費用計上し、相手勘定で当座借越等の負債勘定を計上します。
通常、当座借越の利息は、当座預金口座から引き落とされます。
当座借越の会計処理に、一勘定制を採用している場合、又は、二勘定制を採用しており、利子引落時の口座残高がプラスの場合は、引き落とされた利子を支払利息として費用計上し、相手勘定で当座預金等の資産勘定をマイナスします。
二勘定制を採用しており、利子引落時の口座残高がマイナスの場合は、引き落とされた利子を支払利息として費用計上し、相手勘定で当座借越等の負債勘定を計上します。
下記では、当座借越の利息が引き落とされた場合の会計処理について、具体例を使用してご紹介します。
| 前提条件 |
|---|
|
・当座借越に対する利子10千円が、X1年3月31日に当座預金 から引き落とされた。 ・X1年3月31日時点の当座預金残高はマイナス1,000千円で あった。 |
【一勘定制の場合】
① X1年3月31日(利子引落時)
① X1年3月31日(利子引落時)
| 借方 | 貸方 |
|---|---|
| 支払利息 10千円※1 | 当座預金 10千円※1 |
※1引き落とされた利子額
引き落とされた利子額を支払利息に計上し、当座預金勘定をマイナスします。
【二勘定制の場合】
① X1年3月31日(利子引落時)
① X1年3月31日(利子引落時)
| 借方 | 貸方 |
|---|---|
| 支払利息 10千円※1 | 当座借越 10千円※1 |
※1引き落とされた利子額
引き落とされた利子額を支払利息に計上し、当座借越勘定を負債計上します。
次のページでは、預入銀行破綻時の当座預金の保証制度について具体的にご紹介します。
