会社の売上が役員の個人口座に入金された場合の会計freeeへの登録方法

【個人口座に入金された売上の処理】
パターン 手順

個人口座を事業専用口座として利用している場合

個人口座をfreeeの『口座』として登録し、通常の事業用口座として使い続ける。

個人のお金が混じる口座に入金された場合
【ケース1】
『現金』の口座を使用して売上を計上する

■ステップ1
売上を現金の『口座』の収入として登録する
≪仕訳イメージ≫
(現金)XXX (売上高)XXX

■ステップ2
個人口座からの資金の移動があったら、現金の『口座』から法人口座の『口座』へ口座振替
≪仕訳イメージ≫
(預金)XXX (現金)XXX

個人のお金が混じる口座に入金された場合
【ケース2】
『役員資金』の口座を使用して売上を計上する

■ステップ1
売上を役員資金の『口座』の収入として登録する
≪仕訳イメージ≫
(役員貸付金)XXX (売上高)XXX

■ステップ2
個人口座からの資金の移動があったら、役員貸付金の勘定科目で収入取引を登録
≪仕訳イメージ≫
(預金)XXX (役員貸付金)XXX
売上が役員の個人口座に入金されてしまった場合、会計freeeへの登録方法は、3パターンあります。

その個人口座が、個人の名義であっても、個人の収支が混じっておらず、実質的に事業用に使用しているものである場合は、その個人口座を『口座』として登録して、通常の法人口座と同様使います。

それに対して、個人の収支が混じってる個人口座に入金された場合は、『口座』として登録してしまうと、役員の私的な収支が取引実績に混じってしまうため、この方法は推奨されていません。

その代わりに、入金の際に『現金』又は『役員資金』の『口座』のどちらかを使用して売上計上する方法が、推奨されています。
実際の操作画面を用いた手続きの説明は、下記のfreee公式サイトの『参考:会社の売上が役員の個人口座に入金されたとき』で紹介されています。
【freee公式マニュアルページリンク集】

■参考:会社の売上が役員の個人口座に入金されたとき
次のページでは、購入した固定資産をfreeeに記帳&登録する方法についてご紹介します。