freeeの『借入金管理アプリ』に登録した借入契約の条件を変更する

【手順】

■ステップ1
変更前の借入金契約を借入金管理アプリから削除する

※借入金管理アプリから未決済取引を作成し
 た時点で、『借入金』及び『支払利息』
 から『未払金』への
 振替仕訳が、返済予定
 日日付で計上されているため、その仕訳が
 削除される。

≪削除される仕訳イメージ≫
(未払金)XXX (借入金)XXX
(未払金)XXX (支払利息)XXX

■ステップ2
会計freeeで借入金残高を修正する仕訳を計上。

≪仕訳イメージ≫
(借入金)XXX (預金)XXX
(支払利息)XXX

※上記は、一部繰り上げ返済のパターンを
 想定。

■ステップ3
変更後の借入金契約を借入金管理アプリに新規登録する

■ステップ4
変更後の借入金契約から会計freeeに未決済取引を登録する

※変更後の契約に基づく未決済取引が
 会計freeeに登録される

≪仕訳イメージ≫
(未払金)XXX (借入金)XXX
(未払金)XXX (支払利息)XXX

※上記の仕訳が将来の返済日ごとに
 先日付で計上される。
一部繰り上げ返済や、一部債務免除、借入金残高の一部が残るような契約条件の変更があった場合、借入金管理アプリに登録した借入契約は、一旦削除して、再度新規登録を行わなければなりません。

ここで、注意しなければならないのは、借入金管理アプリの登録を削除すると、借入金管理アプリから会計freeeに登録した未決済取引の内、削除操作を行った当日以降のもので、既に決済登録を行ったもの以外が会計freee上でも削除されるということです。

未決済取引が削除されると、その際に計上されていた仕訳も削除されます。

そのため、借入金管理アプリで削除を行う際には、支払済みの取引の決済登録が全て完了していることを確認することをお勧めします。

未決済取引が削除されると、会計freee上には、削除時の借入金の元本残高が残ります。

ここで、繰り上げ返済や債務免除等、借入金の残高が変更になるような契約変更であった場合、会計freeeで、借入金残高を調整する取引登録を行います。

そのうえで、変更後の借入契約を新たな契約として、借入金管理アプリに登録し、変更後の借入金契約から、再度、会計freeeに未決済取引を登録する手続きを行います。

削除や新規登録の具体的な手続き方法については、上記ステップフローのリンクよりご参照下さい。
実際の操作画面を用いた手続きの説明は、下記のfreee公式サイトの『借入契約情報を編集する』で紹介されています。
【freee公式マニュアルページリンク集】

■借入契約情報を編集する
さらに、下記のfreee公式Youtube動画の04:28-06:11で紹介簡単にされています。
※04:28-06:11をご視聴ください。
次のページでは、エクセルで作成した収入取引データをfreeeにアップロードして記帳する方法についてご紹介します。