freee会計の固定資産台帳から申告する償却資産を登録する

【freee申告での手続き】

■ステップ1
『償却資産』メニューをクリック

■ステップ2
『申告一覧』画面で該当の申告を選択

■ステップ3
『償却資産』メニューをクリック

■ステップ4
『freee会計から償却資産を取得』ボタンをクリック

■ステップ5
以下の2種類の資産がリストアップされる

①固定資産台帳にあるがfreee申告にない資産

②freee申告に連携登録済みだが固定資産台帳
 で名称・数量等の変更があった資産

※連携対象のfreee会計の勘定科目は下記表を
 参照

■ステップ6
連携したい資産に✓を入れて『連携』ボタンをクリック

■ステップ7
固定資産台帳から連携されない項目を追加入力する

※具体的な入力内容は下記表を参照
【freee会計の勘定科目の連携対象】
連携される 連携されない

①有形固定資産
≪申告対象に自動設定される≫
・工具器具備品
 (6.工具、器具及び備品)
・建設仮勘定
 (1.構築物)
・構築物
 (1.構築物)
・機械装置
 (2.機械及び装置)
・付属設備
 (1.構築物)

※カッコ書きは連携先項目
 名称

≪申告対象に自動設定されない≫
・建物
・車両運搬具
・ユーザー設定科目

①有形固定資産
・一括償却資産
・土地

②無形固定資産
③投資その他の資産
④繰延資産
【freee申告での償却資産の詳細項目】
項目 内容

申告対象

償却資産の申告対象に含めるかを選択

※対象外は明細書には転記
 されない

提出先自治体

提出先の自治体を選択

※『提出先自治体』メニュー
 で設定が必要

異動状況

前回申告からの変更状況を下記より選択

・異動なし
・増加
・減少
・移動
・修正

資産の種類

償却資産申告上のルールに従った資産の種類を下記より選択

1.構築物
2.機械及び装置
3.船舶
4.航空機
5.車両及び運搬具
6.工具、器具及び備品

※固定資産台帳の勘定科目
 より自動推測される

資産コード

以下の両方を満たす場合、市町村が指定した資産コードを入力

①増加減少申告(一般方式)
②減少資産がある

※固定資産台帳の管理番号
 から自動連携

資産の名称

固定資産台帳と同一の名前を記載

※固定資産台帳から自動連携

数量

償却資産の数を記載

※固定資産台帳から自動連携

取得年月日

償却資産を取得した年月日を記載

※固定資産台帳から自動連携

取得価額

資産を取得するために支出した金額又は支出すべき金額を記載

※付帯費用を含む

※固定資産台帳から自動連携

耐用年数

明細に記載する耐用年数を記載

※固定資産台帳から自動連携

課税標準の特例率

全資産申告(電算処理方式)で該当ある場合のみ特例率を記載

※増加減少申告(一般方式)
 の場合は不要

償却方法

会計上で採用している償却方法を記載

※固定資産台帳から自動連携

摘要

任意で入力
freee申告では、freee会計の固定資産台帳と連携して、固定資産台帳に登録されている資産を取り込むことができます。

freee会計の固定資産台帳に登録されている勘定科目によって、連携される資産とされない資産があります。

土地や一括償却資産・繰延資産など、明らかに償却資産税の対象とならないものは、連携の対象外となっています。

ただし、建物と車両運搬具は基本的に償却資産税の対象とはなりませんが、連携の対象となっていますのでご注意下さい。

固定資産台帳との連携ボタンをクリックすると、固定資産台帳に登録されている全ての該当資産がリストアップされるのではありません。

ここで表示されるのは、freee申告に未だ連携されていない資産、及び、連携済みだが名称や数量が変更になった資産のみです。

二重登録の防止のため、このような仕様になっています。

償却資産税の申告書に記載する資産の詳細には、固定資産台帳に登録されていない情報があります。

そのため、連携後、freee申告で償却資産の詳細の該当項目を追加登録することで、償却資産の登録が完了します。
実際の操作画面を用いた手続きの説明は、下記のfreee公式サイトで紹介されています。
次のページでは、申告する償却資産を手動登録する手順について具体的にご紹介します。