freee会計での労働保険概算保険料納付時の会計処理

【1:年度更新申請時】
「取引の一覧・登録」の「詳細登録」で、下記の未決済取引を登録

《取引登録内容》
収支:支出
決済:未決済
発生日:申請日
取引先:労働基準監督署
決済期日:保険料納付予定日
添付ファイル:労働保険年度更新申告書を
       添付

≪計上する仕訳≫
(法定福利費)XXX※1 (未払金)XXX※5
(法定福利費)XXX※2
(法定福利費)XXX※3
(立替金)XXX※4

※1事業主負担分(雇用保険)
※2事業主負担分(労災保険)
※3事業主負担分(一般拠出金)
※4従業員負担分(雇用保険)
※5申請した納付額


【2:保険料納付時】
口座の支出明細として支払実績が出てくるので、上記で計上した未払金の決済取引として計上

≪計上する仕訳≫
(未払金)XXX※5 (現金預金)XXX※5
労働保険料の損金算入時期は、原則として申告日又は納付日とされているため、どちらを適用するかで、労働保険概算保険料納付時のfreee会計での会計処理が異なります。

上記では、申告日を適用した場合の会計処理をご紹介しています。

申告日に支払予定の保険料を未払金として未決済取引登録することで、将来のキャッシュ・フロー管理に役立ちます。
次のページでは、freeeでの従業員負担分雇用保険料の源泉徴収について具体的にご紹介します。