在外子会社の財務諸表換算に使用する為替相場
連結財務諸表の作成又は持分法の適用にあたり、外国にある子会社又は関連会社の外国通貨で表示されている財務諸表項目の換算は、次の方法によります。
換算によって生じた換算差額については、為替換算調整勘定として貸借対照表の資本の部に記載します。
換算によって生じた換算差額については、為替換算調整勘定として貸借対照表の資本の部に記載します。
F/S項目 | 換算相場 |
---|---|
資産及び負債 |
決算時の為替相場 |
資本 (親会社による株式の取得時における資本に属する項目) |
株式取得時の為替相場 |
資本 (親会社による株式の取得後に生じた資本に属する項目) |
当該項目の発生時の為替相場 |
収益及び費用及び当期純利益 |
原則:期中平均相場 例外:決算時の為替相場でも OK ※ただし、親会社との取引に よる収益及び費用の換算 に ついては、親会社が換算に 用いる為替相場によ る。 この場合に生じる差額は 当期の為替差損益に 計上。 |
換算によって生じた換算差額 |
為替換算調整勘定として資本の部に記載 |
(外貨建取引等会計処理基準三
外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見書三8
外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見書三8
次のページでは、在外子会社等の決算日が連結決算日と異なる場合の在外子会社等の貸借対照表項目の換算に適用する決算時の為替相場について具体的にご紹介します。