手形貸付金を貸し付けた場合の会計処理
【手形貸付金を貸し付けた場合の会計処理】
貸付額を『手形貸付金』等の勘定科目で資産計上する。
≪仕訳イメージ≫
(手形貸付金)XXX (普通預金)XXX
貸付額を『手形貸付金』等の勘定科目で資産計上する。
≪仕訳イメージ≫
(手形貸付金)XXX (普通預金)XXX
約束手形の受取などで貸付を行った場合、貸し付けた金額は『手形貸付金』等の勘定科目で資産計上します。
『短期貸付金』や『貸付金』等の勘定科目を使用することもできますが、借用証書による貸付金と区別するために、実務では、このような特別な勘定科目を使用しているケースがほとんどです。
『短期貸付金』や『貸付金』等の勘定科目を使用することもできますが、借用証書による貸付金と区別するために、実務では、このような特別な勘定科目を使用しているケースがほとんどです。
下記では、手形貸付金を貸し付けた場合の会計処理について、具体例を使用してご紹介します。
前提条件 |
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A社は、得意先B社との間で、下記の取引を行った。
・X1年4月1日にB社より融資依頼を受け、B社振出約束手形 10,000千円を受領し同額を普通預金から 支払った ・A社の決算日は3月31日 |
【A社の会計処理】
① X1年4月1日(貸付時)
① X1年4月1日(貸付時)
借方 | 貸方 |
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手形貸付金 10,000千円※1 | 普通預金 10,000千円※1 |
※1約束手形受領額及び普通預金出金額
約束手形により貸し付けた金額を、手形貸付金として資産計上します。
次のページでは手形貸付金が満期決済された場合の会計処理についてご紹介します。