研究開発費の注記

一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は、ソフトウェアに係るものも含めて、財務諸表に注記しなければなりません。(研究開発費等に係る会計基準五
研究開発等に係る会計基準注6
研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針4項)
研究開発費の総額や研究開発活動の内容等の情報は、企業の経営方針や将来の収益予測に関する重要な情報と位置付けられています。

そのため、研究開発の規模について企業間の比較可能性を確保するために、当期に発生した研究開発費としての総額を注記することが求めれています。 (研究開発等に係る会計基準の設定に関する意見書二・四の1
研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関するQ&A-Q1
次のページでは、上海外製品のソフトウェアを日本版に加工して販売するケースの研究開発費の会計処理について具体的にご紹介します。