土地のリース取引の取り扱い
Question |
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土地の賃貸借であっても、ファイナンス・リース取引の判定や会計処理は、通常の償却資産のリース取引と同様なのでしょうか? |
【Answer】
土地は非償却資産であるため、経済的耐用年数が無限であることから、土地の賃貸借契約は通常の償却資産のリース取引とは異なり、基本的にはフルペイアウトの要件を満たさずオペレーティング・リース取引に該当すると推定されます。
ただし、借手への所有権移転条項もしくは割安購入権がある契約の場合などの特殊なケースの場合は、その実態を考慮してファイナンス・リース取引に該当するかを判定します。(リース取引に関する会計基準の適用指針10・19・98項)
次のページでは土地と建物等を一括したリース取引の取り扱いについてご紹介します。