市場販販売目的の機能維持やメンテナンスのための支出の会計処理

製品マスターの機能維持のための支出は、機能の改良・強化を行う活動のための支出には該当しないため資産として計上してはならず、発生時に費用として原価に計上します。

製品マスターの機能維持のための支出の具体例としては下記のようなものが挙げられます。
【製品マスターの機能維持のための支出の具体例】

●バグ取り費用

●ウィルス防止等、修繕・維持・保全のため
 の費用
(研究開発費等に係る会計基準四の2
研究開発費に係る会計基準の設定に関する意見書三の3(3)
研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針
第34項
研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関するQ&A-Q11)
次のページでは、市場販販売目的のソフトウェアの製品マスターの改良・強化のための支出の会計処理について具体的にご紹介します。