社債の発行形態

発行形態 発行価額と額面金額

平価発行

発行価額=額面金額

割引発行

発行価額<額面金額
※一般的な発行方法

打歩発行

発行価額>額面金額
※非常に珍しいケース
社債の発行価額をいくらにするかは、主に、社債の約定利子率と市場の実勢利子率との関係によって決まります。

そのため、発行価額は、額面金額と必ずしも同一ではなく、その大小で3つの発行形態に分類されます。

まず、発行価額と額面金額が同一の場合を、平価発行といいます。

それに対して、発行価額が額面金額よりも低い場合を、割引発行といいます。

割引発行は、社債の利率が市場利子率よりも低い場合に行われ、割引発行による額面金額と発行金額との差額は前払利息としての性格があります。

現在の日本では通常、社債の利率が市場利子率よりも低いため、割引発行が最も一般的な発行形態となっています。

最後に、発行価額が額面金額を超える場合を、打歩発行といいます。

打歩発行においても、額面金額と発行金額との差額は金利の調整の性格を有しますが、上述したとおり、現在の日本では通常、社債の利率が市場利子率よりも低いため、打歩発行が行われる事例は、非常に稀です。
次のページでは、社債発行時の会計処理について具体的にご紹介します。