通知預金へ預け入れた場合の
会計処理

【通知預金へ預け入れた場合の会計処理】

預入金額を『通知預金』などの勘定で資産計上し、相手勘定で振替元の資産残高をマイナスする。

≪仕訳イメージ≫
(通知預金)XXX (現金)XXX
通知預金への預入を行った場合は、預入金額を通知預金勘定等で資産計上し、相手勘定で預け入れの原資となった普通預金勘定や現金勘定をマイナスします。
【参考文献】
仰星監査法人(2023)『勘定科目別仕訳処理ハンドブック/Ⅰ流動資産-預金-預金40通知預金を作成し、取り崩した』
株式会社清文社
下記では、通知預金へ預け入れた場合の会計処理の会計処理について、具体例を使用してご紹介します。 【参考文献】
仰星監査法人(2023)『勘定科目別仕訳処理ハンドブック/Ⅰ流動資産-預金-預金40通知預金を作成し、取り崩した』
株式会社清文社
前提条件
A社は、X1年3月31日に一時的な余剰資金が発生したため、普通預金50,000千円を引き出し、通知預金として預け入れた。
【A社の会計処理】
① X1年3月31日(通知預金預入時)
借方 貸方
通知預金 50,000千円※1 普通預金 50,000千円※1
※1通知預金への預入金額
通知預金に預け入れた金額を通知預金勘定に資産として計上し、相手勘定で預入原資として引き出した普通預金をマイナスします。
次のページでは、通知預金の払戻を受けた場合の会計処理について具体的にご紹介します。