普通預金から当座預金へ振替えた場合の会計処理

【普通預金から当座預金へ振替えた場合の会計処理】

振替入金
(預金口座振替、電信振込、文書振込等)

※一日の取扱限度額なし

≪仕訳イメージ≫
(当座預金)XXX (普通預金)XXX
当座預金は、窓口での入金以外にも、振替入金で入金を行うことができます。

振替入金には、預金口座振替以外に、電信振込、文書振込等があります。

当座預金へ振替入金した際には、『当座預金』勘定を資産計上し、相手勘定で入金原資とした『普通預金』等をマイナスします。
【参考文献】
仰星監査法人(2023)『勘定科目別仕訳処理ハンドブック/Ⅰ流動資産-預金25当座預金残高不足のため、普通預金から振り替えた』
株式会社清文社
下記では、普通預金から当座預金へ振替えた場合の会計処理について、具体例を使用してご紹介します。 【参考文献】
仰星監査法人(2023)『勘定科目別仕訳処理ハンドブック/Ⅰ流動資産-預金25当座預金残高不足のため、普通預金から振り替えた』
株式会社清文社
前提条件
A社はX1年4月1日に普通預金口座から当座預金口座へ1,000千円を振り替えた。
【A社の会計処理】
① X1年4月1日(振替時)
借方 貸方
当座預金 1,000千円※1 普通預金 1,000千円※1
※1振替額
振替額を普通預金勘定からマイナスし、当座預金に計上します。
次のページでは、他店券により当座預金残高を調整した場合の会計処理について具体的にご紹介します。