専業主婦が贈与税で注意すべきこと

【専業主婦の贈与税の注意事項】
■非課税
・生活費(扶養であるため)

■課税
・年間110万円を超えるプレゼント
・夫の資産を共同名義にする
・『名義保険』の保険金受取
夫婦はお互いに扶養義務があるため、通常の生活における買い物や旅行代、病院代、衣服・装飾品代については、贈与税が課税されることはありません。

ただし、年間110万円を超える高額なプレゼントについては、夫婦間であっても、贈与税が課税されます。

さらに、夫の不動産等の資産を共有名義にする場合も、贈与税が課税されます。

結婚後に不動産を購入する場合は、その名義に気を付けましょう。

また、妻が払うべき保険料を夫が支払っている場合、『名義保険』となります。

『名義保険』の保険料の支払は課税されませんが、受取人に贈与税が課税されるケースがあるため注意が必要です。
次のページでは、贈与者が認知症になった場合の取り扱いについて具体的にご紹介します。