freee人事労務で給与・賞与の源泉徴収所得税額を算出する

【源泉徴収所得税額の算定】

給与計算を行うと、登録された情報を基に、以下の基準で源泉徴収税額表から源泉徴収税額が自動で給与明細に反映

■給与の源泉所得税

・その月の社会保険料等控除後の給与等の
 金額(=課税支給額-社会保険料)

・扶養親族等の数

・『扶養控除等(異動)申告書』の提出の
 有無

■賞与の源泉所得税

・前月の給与額から社会保険料を控除した額
 (=前月の給与課税支給額-前月の社会保険料)

・扶養親族等の数

・『扶養控除等(異動)申告書』の提出の
 有無
freee人事労務での給与・賞与の源泉徴収所得税額は、freee人事労務で給与計算を行うと、登録された情報を基に自動で算定され、給与明細に反映されます。

源泉所得税額に関連するfreee人事労務の登録情報は、下記の通りです。
【源泉所得税額の計算に影響する登録情報】
項目 影響する項目と設定確認方法

基本給、住宅手当など

■影響する項目
課税支給額

■設定確認方法
[従業員]メニュー
→該当従業員を選択
→[基本給と割増賃金]
 [手当][控除]

各社会保険料

■影響する項目
社会保険料

■設定確認方法
[従業員]メニュー
→ 該当従業員を選択
→[社会保険]または
 [労働保険]

扶養親族の人数

■影響する項目
扶養親族等の数

■設定確認方法
[従業員]メニュー
→[税]

前月の給与額から社会保険料を控除した額

■影響する項目
前月の給与額から社会保険料を控除した額

■設定確認方法
前月の給与明細
実際の操作画面を用いた手続きの説明は、下記のfreee公式サイトの『所得税について確認する』で紹介されています。
【freee公式マニュアルページリンク集】

■所得税について確認する
次のページでは、freee人事労務とfreee会計を連携して給与支給時の源泉徴収所得税の仕訳を計上する方法について具体的にご紹介します。