特化型監査法人の監査人
ってどんな仕事?

【特化型監査法人とは】

IPOやスタートアップ、又は特定の業界等に特化した監査法人。

≪特化型監査法人例≫
・ESネクスト有限責任監査法人
 (スタートアップ特化)
・みのり監査法人
 (農業協同組合特化)
・CaN International監査法人
 (海外特化)

≪監査人の業務例≫
・監査計画の策定
・訪問日程の調整
・出張手配
・訪問の準備
・帳簿のチェック
・残高確認書
・ヒアリング
・内部統制の評価
・監査調書の作成
・書類の整理
・レビュー対応
特化型監査法人とは、IPOやスタートアップ、又は特定の業界に特化した監査法人をいいます。

具体例としては、スタートアップに特化しているESネクスト有限責任監査法人、農業協同組合等に特化しているみのり監査法人、海外に特化しているCaN International監査法人等が挙げられます。

そのほか、非営利法人や医療法人に特化している監査法人も存在します。

このような監査法人における監査人の業務では、特定の分野における専門性や経験値を高めることができ、自らの強みを成長させることができます。

規模や福利厚生面では、大手監査法人には劣るかもしれませんが、このような特化型監査法人においては、専門性の高さや、特定分野での人脈の構築など、その業界における強い影響力を獲得することができます。

さらに、法人にもよりますが、大手監査法人に比べると、残業も少なく、ワークライフバランスが整っているようです。
特化型監査法人の監査人の収入水準は、会社によって異なりますが、一般的には役職の違いにより、下記のような報酬レンジとなっています。
【特化型監査法人の監査人の年収水準】
役職 年収レンジ

スタッフ

450~850万円

シニアスタッフ

750~1,100万円

マネージャー

900~1,150万円

パートナー

1,400~2,400万円

シニアパートナー

2,000~2,800万円
次のページでは監査法人の非常勤監査人の仕事についてご紹介します。