監査法人の非常勤監査人
ってどんな仕事?

【監査法人の非常勤監査人とは】

監査法人で、業務委託契約で働く監査人。一般的にはJ1~J3の役割を担う場合が多く、経験者であればインチャージを担当することもある。業務は主に会計監査だが、稀にM&AなどFAS業務等も存在する。
報酬は時給で支払われ、相場は@4,000円~@10,000円程度。

≪非常勤監査人の募集対象となる資格≫
・公認会計士
・公認会計士試験合格者
・USCAP
監査法人の非常勤監査人とは、監査法人で業務委託契約で働く監査人です。

一般的には、Jg1~J3が担うスタッフワークを担当し、経験者であれば、インチャージを行うこともあります。

非常勤監査人の募集対象となるのは、公認会計士資格保有者の他、公認会計士試験合格者がメインで、稀にUSCPAについても非常勤の募集があるケースがあります。

主査の経験がある場合、採用にはかなり有利になるようです。

配属されるクライアントによっては、常勤と同じように残業があり、特に大手監査法人は残業が多くなる傾向があります。
非常勤監査人の時給は、法人によって異なりますが、一般的には安い法人で4,000円、一番メジャーな水準で7,000円程度、高いところでは10,000円と高額になる場合があります。

通常職業の時給と比べるとかなり高額であることは言うまでもありませんが、例えば、時給7,000円である場合、1日8時間勤務して56,000円、月に10日勤務すると560,000円と、この収入だけでも生活できるぐらいの稼ぎになります。

実際に、独立してから100%、非常勤の仕事で生活している公認会計士もいます。

ただし、アサインされるかどうかは不安定で、特に不況の時期においては、非常勤の仕事は激減してしまうため、注意が必要です。

求人毎の傾向としては、「英語力」「M&A関与経験」があると、より時給単価が上がる傾向にあります。

意外かもしれませんが、大手監査法人の方が時給が低く、中小監査法人の方が時給が高く設定されています。
次のページでは監査法人の監査アシスタントの仕事についてご紹介します。